30代から楽しむ大人のカジュアル和柄デザイン
和柄ブランド纏-matoi-のコンセプトは、大人が楽しめるカジュアルなデザインの和柄ファッションをテーマに企画されています。
年齢を重ねるごとに自分に合ったファッションが減っていくと感じる方も多いのではないでしょうか?
20代・30代の頃に着ていた服がだんだんと合わないと感じるようになったり、新しいファッションを楽しんでみたいけれど何が合うのかわからない。
和柄ファッションは元々「怖い」「いかつい」と感じる極めて華美なデザインも多くありますが、その独特さ故に一度着ると本当に好きになる方が多いファッションのジャンルです。
しかしあまりに派手すぎる和柄はとっつきにくく、いきなり飛び込むには勇気のいるジャンルであるかもしれません。
私自身、和の文化・和のデザインは若い頃にはあまり関心の無い物ではありました。
しかし年齢も落ち着き、日本の文化や和の文化に触れていく中で「和の文化の素晴らしさ」「和のデザインの楽しさ」を改めて感じ、和柄デザインに触れる楽しさを知りました。
元々ファッションとは流行を意味しますが、流行り廃りを気にすることが無くなった大人世代こそが本当に自分に合った服装(ファッション)を楽しめる時代だと私は思います。
40代・50代・60代と感性が円熟し、本当に自分に合った服装を楽しみたいと考える方も多いかと思います。
そんな大人が楽しめるカジュアルな和柄ファッションを提供したいと考えて生まれたのが纏ブランドです。
意味合いを秘めた和柄デザインの楽しみ
デザインとは「カッコイイ」「カワイイ」と直感的に感じる感性が一番であり、買われる側はそれが全てだと言う方も多いとは思います。
デザインを作る人間としては、直感的に気に入っていただく事はもちろんですが、デザインを作る上できちんとした意味合いを含むことを大切にしています。
例えば昇龍なら「天に昇る向上を願う」猛虎なら「雄々しく吠えて邪気を払う」など、着る方の吉祥を願う気持ちを込められるのも和柄デザインの楽しみでもあります。
実際に和柄デザインの元になる和の文化には色々と秘められた逸話なども多く、一つ一つを知る楽しみもあります。
「菩薩とは何か?如来とはなにか?」「鳳凰とはどんな生き物であるのか?」「風雷神にはどんな伝承があるのか?」
耳にする事はあっても知るほどの事ではなかった事に興味を持ち改めて知ること、それも和柄デザインの楽しみ方であると私は考えます。
和柄ブランド纏のデザインコンセプトは「きちんとした意味を持ち、語れる和柄デザインであること」をモットーに企画しています。
買っていただいた方がふとした時に着ている服の話題になった時に、「この和柄デザインはこんな意味があるんだよ」と一言会話が弾むだけでも嬉しい気持ちでいっぱいです。
一つ一つのデザインを楽しみながら着ていただけるように日々、楽しめる和柄デザインを企画しています。
気軽に買えるカジュアルな和柄商品を
和柄商品は比較的高価な商品も多く、ブランドによっては5,000~8,000円ぐらいするTシャツまで価格帯は様々です。
もちろんその分、全体的に大きくデザインされていたり大きな刺繍がされていたりと手の込んだ商品が多いのも事実です。
しかし「そんなに派手なのは着にくい」「そこまで高い物はちょっと」と言う方も多いかと思い、
そう言った方々にもお気軽に着ていただける商品を提供するのも纏ブランドの理念の一つです。
派手すぎず、高すぎず、買いやすく、着やすい、それじゃ面白みが無いと思われる方もいるかとは思いますが、
年代を問わず様々な方にお楽しみいただける、新しい和のスタンダードを築けていければ纏ブランドを作った甲斐にも繋がります。
纏ブランドの和柄商品との出会いが和柄デザインを手にするきっかけになれれば大変光栄です。